H28 ELCAS「化学工学」最終回開催

ELCAS 基盤コース「化学工学」分野の最終回を平成29年2月4日(土)に開催しました。8名の高校生は,こののち全分野での報告会に臨みます。

平成28年度ELCAS化学工学分野最終回写真1

平成28年度ELCAS化学工学分野最終回写真2

平成28年度ELCAS化学工学分野最終回写真3

グローバルサイエンスキャンパス京都大学「科学体系と創造性がクロスする知的卓越人材育成プログラム(略称 ELCAS)」は,平成20年度に理学部が開始した高校生向け科学力向上事業を母体に,平成26年度よりJST「グローバルサイエンスキャンパス」事業(平成26年度~29年度)として,全学の理系部局(工学部,農学部,薬学部,地球環境学堂,総合博物館等)に拡大されて,実施されています。化学工学専攻は今回初めて担当しました。

ELCAS「化学工学」分野

新しい物質を大規模に生産したり新エネルギーを実用化したりするためには,反応はもちろんのこと物質や熱の移動も考える必要があります。必要な技術を開発し,その技術を統合して一連のシステムを構築する。物理や化学,生物が組み合わさった複雑なプロセスの本質を捉えて理論化し,現実の最適解を求める。その理論体系が化学工学です。このプログラムでは,3Dプリンターやマイクロリアクターを使ってナノメートルサイズの粒子を合成し,自分で水素燃料電池を作ります。モノづくりと技術開発,システム構築の一端を体験してみてください。

ドキュメントアクション