カリキュラム
概要
平成5年の改組により,化学系の旧学科は学部レベルでは「工業化学科」に一本化されました。これに伴い,新入生は共通カリキュラムによる基礎科目履修後,3年生で一定の定員比率で反応化学,物性化学と化学プロセス工学の3つのコースに分かれ,将来の専門分野に応じた教育を受けるようになりました。また,平成17年からは入学後1年半の共通カリキュラムに続いて,2年生後期に一定の定員比率で創成化学,工業基礎化学と化学プロセス工学の3つのコースに分かれるようになりました。
このうち化学プロセス工学コースが従来の化学工学科に相当するもので,その定員は約40名です。また修士課程には34名が,さらに博士課程には数名が毎年進学し,より高度な研究に携わっています。
教育内容・学位取得要件
※化学プロセス工学コース(工業化学科)・化学工学専攻在学生への注意:履修手続きなどの際は,必ず各自で工学部・工学研究科から配布される履修要覧などを参照し,適宜事務室に確認の上,遺漏のないようご注意下さい。
学部
卒業のためには,全学共通科目(一般教養科目)と工学部科目(専門科目)をそれぞれ規定単位数以上修得し,かつ,特別研究における業績の判定と口頭試験に合格することが必要です。なお工学部科目については「化学プロセス工学コース・カリキュラムについて」も参照下さい。
修士課程
学位取得のためには,同課程に2年以上在学して,研究指導を受け,修士課程向け専門科目を30単位以上修得し,かつ,修士論文の審査及び試験に合格することが必要です。なお,特に優れた研究業績を挙げたものについては,1年以上の在学をもって修了する制度もあります。
博士後期課程
学位取得のためには,同課程に3年以上在学して,研究指導を受け,博士課程向け専門科目を6単位以上修得し,かつ,博士論文の審査及び試験に合格することが必要です。なお,特に優れた研究業績を挙げたものについては,1年以上(修士課程から通算して3年以上)の在学をもって修了する制度もあります。
博士前期課程(修士課程)カリキュラム
科目名 | 単位数 | 教員名 |
---|---|---|
移動現象特論 (隔年) | 1.5 | 山本 |
Advanced topics in transport phenomena (隔年,英語科目) | 1.5 | 山本 |
分離操作特論 | 1.5 | 佐野 |
反応工学特論 (隔年) | 1.5 | 河瀬・中川・蘆田 |
Chemical reaction engineering, advanced (隔年,英語科目) | 1.5 | 河瀬・中川・蘆田 |
プロセスシステム論 | 1.5 | 長谷部 |
プロセスデータ解析学 | 1.5 | 長谷部・金 |
微粒子工学特論 | 1.5 | 松坂 |
界面制御工学 | 1.5 | 宮原・田中 |
化学材料プロセス工学 | 1.5 | 大嶋・長嶺・引間 |
環境システム工学 | 1.5 | 前・牧 |
プロセス設計 | 2 | 長谷部・(非常勤講師)馬場・全教員 |
化学工学特論第一 | 1.5 | 蘆田(H30,毎年交代) |
化学工学特論第二 | 1.5 | 関係教員 |
化学工学特論第三 | 1.5 | 関係教員 |
化学工学特論第四 | 1.5 | (非常勤講師)平野 |
研究インターンシップ(化学工学) | 2 | 関係教員 |
化学工学セミナー1 | 0.5 | 関係教員 |
化学工学セミナー2 | 0.5 | 関係教員 |
化学工学セミナー3 | 0.5 | 関係教員 |
化学工学セミナー4 | 0.5 | 関係教員 |
化学工学特別実験及演習I, II, III, IV | 2+2+2+2 | 全員 |
◎先端マテリアルサイエンス通論(英語科目) | 2 または 1.5 | 蘆田・関係教員 |
◎現代科学技術特論(英語科目) | 2 | (ER)松本・関係教員 |
先端科学機器分析及び実習I* | 1 | 関係教員 |
先端科学機器分析及び実習II* | 1 | 関係教員 |
エンジニアリングプロジェクトマネジメント* | 2 | (ER)蘆田,関係教員 |
エンジニアリングプロジェクトマネジメント演習* | 1 | 関係教員 |
安全衛生工学(4回コース),(11回コース) | 0.5,1.5 | (環安保)橋本,(環安保)松井 |
JGP計算実習(CFD) | 0.5 | 長谷部,殿村 |
JGP計算実習(MO) | 0.5 | (分子)佐藤,(学際)福田 |
研究倫理・研究公正(理工系) | 0.5 | (教育院)伊藤,(教育院)加藤,(電子)川上 |
学術研究のための情報リテラシー基礎 | 0.5 | (教育院)喜多,(図書)北村,(学情)上田 |
大学院生のための英語プレゼンテーション | 1 | (教育院)Rylander |
研究論文(修士) | 全員 |
博士後期課程(博士課程)カリキュラム
科目名 | 単位数 | 教官名 |
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化学工学特別セミナー1 | 2 | 全教員 |
化学工学特別セミナー2 | 2 | (H30)松坂 |
化学工学特別セミナー3 | 2 | 全教員 |
化学工学特別セミナー4 | 2 | (H30)佐野 |
化学工学特別セミナー5 | 2 | 宮原,佐野,大嶋,前 |
化学工学特別セミナー6 | 2 | 関係教員 |
化学工学特別セミナー7 | 2 | 関係教員 |
2 | (ER)蘆田,関係教員 | |
現代科学技術特論(4回コース)(英語科目),(8回コース)(英語科目) | 0.5,1 | 殿村,(ER)蘆田,関係教員 |
先端科学機器分析及び実習I* | 2 | 関係教員 |
先端科学機器分析及び実習II* | 2 | 関係教員 |
現代科学技術の巨人セミナー「知のひらめき」(6 hコース)*,(12 hコース)* | 0.5,1 | 関係教員 |
エンジニアリングプロジェクトマネジメント | 2 | (ER)蘆田,関係教員 |
エンジニアリングプロジェクトマネジメント演習* | 2 | (ER)蘆田,関係教員 |
研究論文(博士) | 全員 |
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化学工学特別セミナー5及び6は集中講義形式で社会人学生を対象とする。
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修士課程において*印科目を単位として修得した場合,同一名称の科目は単位として認められない。
※このページの内容は平成30年7月12日現在のものです。